今年やったこと・始めたこと・来年へ向けての思い

ナイルワークスのドローン事業のクローズ

5 年やってきた事業をクローズするのはつらかった。結局業界に対して貢献するに至らなかったというか、コストをかけ続けるだけでプラスの付加価値を生み出すまでに至らなかったという反省がある。

しかしハードウェアスタートアップのサーバー・バックエンド担当というポジションであり、事業推進におけるボトルネックを自ら解消するにはスキルやポジションが遠すぎたという言い訳もある。

そして次はそういう言い訳をしようがないところで働きたいと思った。

Facilo への転職、チーム開発の一員としての IC への復帰

転職先をいろいろ検討する中で Facilo に入社理由はナイルワークスを退職し Facilo に入社。転職活動の振り返りに書いた。

Facilo がビジネスとして成長・成功するベースラインを十分に満たした会社・組織・プロダクトだということは明らか。

余計な自己意思を持ってしまい、上司やチームに迷惑をかけた。カルチャーフィットに時間がかかった。チームの一員としての IC という期待されるポジションに立ち戻って、「高品質なプロダクトを高速にデプロイし続ける」ことだけを考えて余計なことを考えずに職務に集中したい。

書籍出版

[AI と経済学]で もっとよくなる保育政策を 2025 年 9 月に出版した。

産みの苦しみはあったけど、共著者や編集者の方のご助力によって出版することができた。

本を出すということは夢でもあった。次は単著を出したい。

ただし「本を出したい」という漠然とした夢がありながら、それに対する具体的な努力の継続という行動が欠けているという実感もある。書きたいのであればまずは量を書き続ければいいはず。それができてない。

宅建の受験と不合格

不動産業界に転職してきたこと、去年の測量士補の合格をうけて次の国家資格として宅建(宅地建物取引士)を受験したが合格できなかった。民法関連の知識が皆無のところから始めたのだがそれにしては開始が遅すぎたこと、9 月から新しい別の開発プロジェクトに参画して勉強に割ける時間が減ったこと、そしてあとで振り返って思ったのが、勉強法をほぼ過去問の繰り返しばかりやっていたことで「流暢性の錯覚」に陥り、理解してそうで完全には理解してない状態だったというのがある。

受験したことは後悔してないしある程度まで勉強したことは実務や今後の人生に生きるだろう。しかし手を広げすぎてやりきれず結果も出せなかった。やることをしぼらないといけない。

Claude Code/Devin などの AI インテグレーション

2024 年まではコード補完が主な使い道だったが、2025 年からは Agentic Coding が実用段階に達した。2025 年 3 月から Cline + Claude Code3.7 あたりを使い始め、2025 年 12 月では Claude Code + Opus4.5 を主に使っている。

Cursor, Devin なども使っていて、Playwright MCP や Chrome Dev tools MCP によるブラウザとの連携や Figma MCP を使った Figma との連携、Claude Code の Skill や Devin の Knowledge の活用など、付加機能を使ってただのコーディングにとどまらない広範囲の作業をやらせることができるようになり、仕事のやり方が変わった。

年の後半では Devin を並行稼働させて裏で Devin に別のタスクをやらせるということも多く試したが、あまりうまくいかなかった。自分で実装を理解するコストが一番高いので、そこを改善するのが肝心だ(「理解負債」という言葉が話題になった)。

筋トレ・パーソナルトレーニングをはじめた

体力・気力の衰え、体型の悪化を感じて 9 月から始めた。結果としては体型や体重や体脂肪率などについては思ったほど効果が出ていないが、体力・気力の充実という面では驚くほどに効果があった。

今年の前半までは週に 1 日ぐらいは全然集中できない日があったり、ぐったりしている日があったりしたが、筋トレを始めてからは毎日元気になった。

ただ年末の最後のほうはスクワットの重量を上げすぎて腰を痛めてしまい反省している。ただ筋力をつけることが目的ではないので、健康増進という本来の目的に立ち戻って習慣化して続けていきたい。

データコンペ参加

これまでデータコンペに参加した経験は無かった(競技プログラミングは少しある)のだけど、「第 2 回 国土交通省 地理空間情報データチャレンジ」の告知を見かけて参加してみた。

AI のヘルプによってこれで学習コストがあって心理的障壁が高かったが、それを乗り越えて参加しえある程度の Public Score で Submit するところまで行けて、どういうものなのかという勘所が素人なりに掴めてきた。

これまでやってなかったのはもちろん時間的な壁もあったのだけど、これまでだって本を読んだり有名サイトのチュートリアルをやればここまでは行けたと思う。それが AI によって一歩を踏み出す心理的敷居が下がったことと、進めていくなかでどんどん湧いてくる疑問点を逐次 AI とのチャットで解決していけるようになったことが大きい。

2026 年に仕込みたいこと

これまで体力と時間を投資して労働集約的に仕事してきたけど、それだけでなく、スケールする仕事の土台を作りたい。

それが書籍なのか、自分のサービスやビジネスなのか、AI Agent 的なものなのか、仲間や新人の育成なのかはまだあいまいだ。けどこのテーマを頭のどこかに置きながら色々試していきたい。