AIで爆速になった結果の本質的価値は速いとか誰でもできるではなく、コストが下がったこと
この記事を読んで考えたこと。
AIで爆速になろうと開発速度は同じでいい。吉羽氏に聞く「アジャイルの“逆説的な”加速の仕方」 レバテックラボ(レバテックLAB)
この記事は語り口が優しくて前向きなので、「漸進的進歩でいい」「アウトカムやインパクトに集中してやっていこう」という主張になっているが、そのとおり、価値提供の観点においては従来のアジャイルに関するセオリーはあまり変わってないと思う。
この記事ではあまり強調されてないけど、「チームメンバーは〜少人数に絞ります」と書かれているとおり、開発コストが下がって少ない人数で同じインパクトを出すような仕事のやり方にしていかないといけないというのがポイントだと思う。
私は開発をやる主体が人間かAIかみたいなのっってそこまで重要じゃないと思っていて、開発リソースがブーストされた、が本質だと思っている。
経営観点でみると 即座に雇用(利用)でき、必要なだけ雇用でき(あるいはリーズナブルな固定価格=サブスクリプション)、能力に関する不透明さもない(AIはどれくらいのアウトプットを出せるのかが事前にある程度明確。人間は採用前には不透明要素も多い)。
たくさんリリースすればアウトカムが増えるかというとそうではないので、必ずしもたくさんリリースする必要はない、は正しい。
しかし開発に関する金銭コスト(人1人雇うより安い)、開発リソースを調達する時間的機会コスト(リードタイムが下がった)・チームメンバー間のコミュニケーションコストなどが下がったのは明らかでこれはトレードオフ関係にはない。
だから人間の立場からすれば、開発するという仕事に対してこれまでより少ない人数で多くのことをこなすことができるし、それが求められてくるのは確実。
AIだけでは継続的開発はできないとか、人間のエンジニア無しでは運用はできないとかなどの主張をみかけてそれはそうだと思いつつ、では今まで通りのやり方が続くのかというとそうではなく、1人の業務範囲が広がり、かつチームとして少人数でやるという方向でのコストを下げる方向の変化は間違いなく進むと思う。そうした変化に適応していきたい。