書籍刊行記念イベントで話したこと
今日は紀伊國屋書店新宿本店で共著の書籍の刊行イベントだった(前回の記事参照)。イベントは少人数ながらも熱のこもった人たちが集まってくれて充実したひとときだった。
まず1つポイントとして話したのは、「AIは狙った答えが必ず返ってくる保証がないから難しい」ということ。ChilmAIでやったのは数理最適化だから確率論的な話とはまた違うが、NP困難な問題なので、解がある保証がない。そうした中でいかに実データを使った検証を進めていったか、(手動・自動の)テストをしていったか、ガードレイルやリトライ・失敗時のフォールバック処理などを考慮したかという話をした。採用した手法・アルゴリズムがそうした課題に対応しやすいとてもすぐれたものだったということを話した。
あと、いまはAIはブームでもあるし期待が高まりすぎている気配もある中で、部品としての技術としては揃ってきているので、いかにそれを社会実装して成果をあげていくかが厳しく問われることになってくる。期待を裏切らないように品質高く使いやすいアプリケーションを提供できるかはエンジニア次第な部分もある。そこをユーザーをがっかりさせないように頑張りたいという話をした。
課題設定は時間とともに移り変わるので、そうした毎回異なる課題設定に対して臨機応変に対応していけるようになりたい。 これからも、バグが少なく、かつ変更容易性が高いアプリケーションを作って運用することに精進していきたい。